SNAPSHOT in China

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長春③「偽満皇宮博物館」

偽満皇宮博物館へ。

日本では旧満州などと言われるが、こちらでははっきり「偽」という接頭詞が付く。

日本語だと、図らずも「欺瞞」と音が同じである。

英語では「the Puppet Manchurian」とある。

パペットマペットのPuppetですね。

入口に中国語、英語、日本語で解説文が書かれていたが、拙い日本語訳の中に、「でっちあげ」という詞があった。

偽満1

日本でも傀儡政権という詞は旧満州の代名詞のように使われているが、「でっちあげ」とはよく言ったものだ。

満州事変から始まる一連の出来事はすべてこの詞に集約されるのではないかと思う。

長春は当時、偽満の首都「新京」だったところである。


溥儀夫婦が住んでいた広い宮廷内に彼らの写真が飾られている。

偽満0

偽満2

偽満3
偽満4

婦人・婉容。

右上は和装。

左下は愛犬と。

美人である。

そして、写真からひしひしと伝わって来る、なにか。

これらの写真を見てからは、彼らの魂がこの館に住み着いているようで仕方なかった。

偽満5

婉容はアヘン中毒だったらしい。

溥儀とは一度もベッドを共にすることがなかったとか。

溥儀の侍従との私通もあったらしい。

この辺のことは、映画「The Last Emperor」にも出てくる。

この映画、上海に帰ってから、探して買って改めて見た。

映像も美しく、何より、サントラがすごくいい。

溥儀は、3歳で皇帝となり、故宮で裕福な生活を続けるが、即位して4年目に城外では辛亥革命が起こる。

映画ではなおも故宮での生活は変わらず、その辺りを滑稽に撮っている。

やがて故宮を追い出されるが、皇帝の座を取り戻したい溥儀は、

日本軍と組んで満州国を設立。

満州族の復権を狙う。

が、やがて日本軍にパペットされていることを疑うようになり、孤立する。

終戦と共に戦犯となり、出獄すると、世は文化大革命。

時代に翻弄された悲運な末代皇帝。

溥儀のことを、「売国奴」と書いているのをいくつか見た。

果たして溥儀は中国人なのか。

中国人という枠組みが今より曖昧だったろうし、勝てば官軍の世界。

ダライ・ラマが売国奴と言われるのとよく似てる。

それにしても、日本軍はこんなところに「大日本帝国」を拡張しようといていたのだなあ。

こんなに文化も言葉も違うところに。

ちょっと話が長くなってしまった。 戻ろう。

偽満6

仏壇、仏具も揃っている。

日本軍が用意したのか。

偽満7

左は薬を調合する部屋。

偽満8

左から、散髪室、和室、日本庭園。

偽満9

映画ホールまであった。

他、ビリヤード台などもあった。

相手役になった侍従らは、みなわざと負けていたらしい。

haiku-033.jpg

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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

  1. 2009/10/10(土) 01:03:17|
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