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紙牌遊戯【zhi3 pai2 you2 xi4】

H先生のクラスの子供が、学校に『UNO』を持ってきた。

先生に、これを皆でやりたいと言ってきたらしい。

授業では、日本で購入した外国人学習者向けのトランプ(結構なお値段がします)や、

近所の名刺制作会社に頼んで作ってもらった学校のロゴ入りオリジナルカードゲーム(といっても表は手書き)を用いて遊んでいるため、

じゃ、『UNO』も授業でしてもいいよね、という子供の発想である。

トランプのページワンとそんなに変わらないじゃないかというのと、

『UNO』は確か、スペイン語か何かである。

ちょっと日本語の勉強から離れている気がする。

が、カードを出すときに数字を読むぐらいの練習はできるので、許容範囲ではある。

わざわざその子は日本語説明書まで印刷して持って来たらしい。

囲碁を持ってきた勘違いな坊やもいたので、それに比べると大分まともなご提案である。

さて、自分はたまたま時間が空いていたので、少し様子をうかがってみた。

ルールがわかり、慣れてくると、やはり楽しそうだった。

ここで一つ、トランプとの違いを発見した。

それは「色」である。

『UNO』は赤、青、緑、黄色、の4色構成だ。

今まで『ページワン』をするときは、

「スペードのなな!」「クローバーのはち!」など言いながら遊んでいたが、

色の名前のほうが誰がどう考えても「スペード」や「クローバー」より重要単語である。

そのクラスは8人全員女の子+先生も女性、という女塾なので、様子をちらとみて、

すぐ退散させていただいた。

翌日、上司とカフェにて。

「UNO、意外といいですよ。色があるのがいいです」

「あ、そう」

「ひとつ、うちで買っておきますか」

「でも、4色だけでしょ? だったら6色ぐらいのをうちで作ったら?」

「いや、既製品の方がかっこいいですよ。これから色を勉強したところで毎回『UNO』をしておけば、結構時間稼げますよ。ゲームだと覚えるの早いし」

「・・・・・。いいんじゃない。でも、どこで売ってんの?」

「上のトイザラスで売ってます」

そこのビルにはトイザラス(玩具‘反’斗城)が入っていて、何度が行っているので、

『UNO』が売っているのも自分は知っていたのである。

玩具を見ながら、何か授業に使えないかな、と考えるのは結構楽しいのだ。

「50元ぐらいでしょうか」

「いやそんなにしないでしょ。20元ぐらいじゃない?」

それから、一人でトイザラスへ行ってみると、やはり50元。

輸入ものですから。

普通トランプは5~10元ほど。

小心者の自分は、とりあえず保留とした。

明日、H先生に訊いてみるつもりだ。

「『UNO』、結構使えますね」

「そうですね」

「ひとつ、学校で買っておきましょうか」

「あっ、いいですね!」

きっとこんな展開となり、ちょっと気が楽になったところで再びトイザラスへ足を運ぶのである。

UNO.jpg




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テーマ:日本語教育 - ジャンル:学校・教育

  1. 2009/08/14(金) 21:51:32|
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