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穎【ying3】

一通り「仮名」を教えた処で、

では、学生一人ひとりの名前は、

日本語読みでは一体どのように発音されるのか、

ということを做(や)る。

油断していると、聞き覚えの没(な)い、

見覚えの没い漢字を示して来る学生が有る。

事前に調べて置くのが流儀だろうが、

然う云うことは教壇に立っているうちに、

忽然(ふと)、想い出すことになっているらしい。

此の前も其れで恥を掻いた。

何でも此の世には、「穎」【ying3】と云う字が有るらしい。

【エイ】と読むそうだ。

大辞林に拠ると、

?イネ科植物の花序にある小形でうろこ状の苞葉の総称。
  花を包む内・外花穎と小穂を包む二個の苞穎より成る。

?稲の穂を田租とするときの呼び名。

とある。

『花序』と云うのは、花軸についている花の配列状態のことで、

無限花序と有限花序に大別されるらしい。

無限花序は別名を『総穂花序』と称い、

更に穂状花序、総状花序、散形花序、頭状花序に分けられる。

一方、有限花序は別名を『遠心花序』と称い、

単頂花序と集散花序が有る。

高校の生物では此んなことを習っているのでしょうか。

・・・ううん。

今だと、ちょっと興味あるなあ。

何だか仏教のおはなしみたいです。

話を「穎」に戻すと、史記の中には、

錐処嚢中 , 穎脱而出
([嚢(ふくろ)に入れた錐の先が嚢を突き抜けて表に出るように]
才能が群を抜いて、優れていること)

という文が有り、

日語の辞典にも『穎脱(えいだつ)』と云う詞が載っている。

『英才』と云う詞は原来は『穎才』と表記していたそうだ。

また東京には、『穎明館』と云う私立の中学・高校が有るらしい。

中国語の発音では、穎【ying3】と読む。

ざっと網(ネット)上で調査してみたところ、

女性の名前に多く使われているようだ。

うちの学生の○思穎さんも女性です。

その子がわたしに、自分の母親の名前を持ち出して来て、

日語ではどう読むのかと訊いて来ました。

其のお母さんの名前が又、自分の知らない字が含まれていました。

ちょっと話が変わりますが、

わたしが今まで出会って来た中国人の名前で、

最も印象的だったのは、『○海豹』という名。

『海豹』【hai3 bao4】と云うのは『アザラシ』のことです。

本人も海豹(アザラシ)の様におっとりした表情の方でした。

そして、好い名前だなあと思ったのは、『○一鳴』【○ yi1 ming2】

シュッとしてて、詩的で美しい。
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テーマ:中国語 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/03/02(月) 21:44:11|
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