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《奥特曼》

奥特曼中国の子供たちにも大人気。

日本の国民的特撮ヒーロー、

『ウルトラマン』のことだ。

この《奥特曼》【ao te man】という音訳は、

どこかモダンだ。

ウルトラマンのモデルは、仏像だという説がある。

それをみうらじゅんさんが膨らませて、

弥勒菩薩がウルトラマンのように

宇宙から飛んできて地球を救う、

という紙芝居を、若い僧侶たちに見せたことがあるらしい。

若僧からは非難されたが、老僧は理解を示したという。

その話のせいで、

自分はウルトラマンのフィギュアを見かけると、

それが幾億数万年後の仏像に見えてならない。

で、《奥特曼》に話を戻すと、「奥」「曼」となんとも仏教臭い文字が両脇にある。

見事なキャッチボールとしか言いようがない。

そして、中に挟まっている「特」という無臭な文字が、この生詞をモダンたらしめている。

もう一つ、マジカルなところがある。

どうもこの詞(ことば)、日本人の耳には、Auto Man と聞こえる。

とってもEnglishな響きなのである。

振り返って、『ウルトラマン』という日本で使われている言葉を洗い直すと、

「ウルトラ」「マン」ともに外来語である。

しかし、英語の発音とは程遠い。

つまり何が起こっているのか。

日本語内で潜在的に眠っていた英語的リズムが、

中国語に翻訳したときに立ち現れてくるのだ!

ところで、調査によると、《奥特曼》は大陸で使われている詞で、

香港では《咸蛋超人》(※咸蛋とは塩漬けの卵の意、頭の形から)、

台湾では《超人力霸王》というそうだ。

裾野は広がっていく。

これを曼荼羅と言わずして何と言おう。

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テーマ:中国語 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/03/25(火) 22:32:11|
  2. 生詞
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