SNAPSHOT in China

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洛陽?「贋札」

街路樹のためコンクリートがくり抜かれたほんの一角で、

男の子ふたりが夢中でビー玉遊びをしていた。

広さといい、地形の複雑さといい、ビー玉遊びにはもってこいのロケーションだ。

きっと彼ら独自のルールがあったりするのだろう。

ゆっくりと駅のほうへ歩いていく。

途中、小さい売店で棗のお菓子など買おうとして、100元札を渡すと、古いのに替えろという。

よく見ると、どうやら贋札らしい。

よくできているが、手触りが違うような気がする。

折り目がまったく付いていない状態だった。

しかし、どうもおかしいと思った。

銀行振り込みで給料をもらっているため、100元札は銀行のATMからしか入手していないはずだ。

100元札より上のお札はないので、おつりで100元札をもらうことはない。

あっ! ホテルのデポジットだ!

そう、デポジットとしてホテルに100元預けておいて、チェックアウトのときに返してもらったのだ。

そういえば、渡すときに妙に丁寧だったんで、なんか違和感があったんだよな。

やられた。

みなさん、デポジットにはぜひ気をつけてください。

チェックアウト時の外国人旅行者は、格好のターゲットです。

なぜなら、気が付いたとしても、もうだいぶ遠くに行っている可能性が高いからです。

しかし、この金を西安へ持っていくわけにはいかない。

その街の贋札は、その街に返さねばならぬ。

キャッチ アンド リリース。

そこで、足休めのため入った喫茶店で、使ってみた。

もみくちゃにして、使い古した感じを出そうとしたが、余計贋札っぽくなっていた。

しばらくして、ウェイターが帰ってくる。

「これ、ちょっと変なので他のにしてください」

そう言われてから、やっと自分は自分の愚かな行動に気づいた。

ごめんなさい。

決めた。

ホテルへ戻ろう。

幸い歩いてゆける距離にある。

カウンターに、渡した張本人(オヤジ)はいない。

電話をつないでもらったが、こんなことしても、ぬかに釘、暖簾に腕押しなのは承知だが、

わざわざ帰ってきて文句のひとつも言わないと気が済まない。

他の金は全部銀行からなんだと説明すると、ATMでも贋札が出てくる可能性がある

と聞いたことがある、などとうそぶく。

さあ、どう始末するか。

駅の周辺をうろうろしていると、マンホールに嵌ってしまった。

ちゃんと蓋はしてあったのだが、くるっと回転ドア見たく開き、股間を強く打つ。

その日はツイテイナカッタ。

このマンホールは、春晴路という道の歩道にある。

旅行の際はぜひご注意ください。

考えあぐねているうちに、もう西安行きの寝台列車の時間は迫っていた。

燃やそう。

これしか思いつかなかった。

或いは、乞食に渡すという案もあったが、どうもすっきりしない方法なのでやめた。

トイレで、真ん中に火をつけて、便器に落とす。

気狂いなことに、写真に残した。

512


すごく気が高揚していた。

最後は文字通り、水に流した。

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テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

  1. 2008/04/08(火) 09:13:51|
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