上海駅から歩いて15分ぐらいのところ、莫干山路50号(M50)は、
紡績工場の跡地を利用したアートギャラリー、アトリエなどが集まっている。
多くのアトリエは雇われの女の子が留守番をしていて、
静かにパソコンに向かってチャットやゲームなどをしている。
この前久しぶりに行ってみて最も記憶に残ったのは、どのギャラリーでもアトリエでもなく、
莫干山路の壁にずら〜っと描かれたスプレーの落書き。(写真
【Y588】〜)
その中に、《度西奥》【du xi ao】という中国語を見つけた。


「我叫"度西奥"(俺の名は"度西奥")」と書いているので、
だれか西欧人の中国語名なのだろう。
「これがあなたの名前です」と、中国語の名前を教えてもらったときの、
「ハハッ!イカすぜ!」みたいなノリが伝わってくる。
興味を持ったので調べてみると、
『Dezio』というフランス人らしいことがわかった。
衡山路の幼稚園で英語を教えているらしい。
制作工程を載せたブログを見つけた。
『看得見風景的房間』秀逸なのは、庶民の日常を撮ったような写真に自分らで描いた落書きが写っている。
ちょっと真似したくなる。
いいなあ、この仕込み。
これらの作品は普通のギャラリーやアトリエのモノと違い、
雨にも風にも晒されて、砂埃で汚くもなるし、色も褪せていく。
消される可能性もあるし、ある時急に取り壊される可能性もある。
或いは、その上に重ねて違う絵を描くヤツもいるかもしれない。
【Y596】のような写真で楽しむヤツもいる。
『落書き』のことを中国語では『塗鴉』というらしい。
墨汁をひっくり返し、鴉(カラス)のようにベタッと黒くなってしまった書などを指すらしい。
古い詞のようだが、現代アートにぴったりな詞だと思う。
テーマ:中国語 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2008/04/29(火) 11:16:51|
- 生詞
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