うちのベランダは少し変わっている。
胸の高さにあるのだ。
そのため、ベランダへ上がるときに小階段を使う。
この小階段は、側面から物を収納できるようになっている。
おそらく、うちの大家、Wさんがこしらえた物だ。
Wさんは、一見テキトーな人に見えるが、実は細やかな人である。
もともとあまり出来のよい部屋ではないが、様々な工夫により快適に暮らせるようにしてある。
キッチンの棚も、その場所にフィットするように、左右の板の幅が違っている。
ガスのホースが通るところに穴が開いている。
浴室には小型扇風機が天井からぶら下がっている。
戸がキッチリ閉まるように、ゴム板が貼り付けてある。
このような細かな気遣いが気に入り、ここに決めたのだった。
この前、換気扇が動かなくなったので、Wさんに連絡をすると、なんと自分で直しやがった。
しかし、今まで照明と換気扇のスイッチが別であったのを、ひとつのスイッチで同時についてしまう事になってしまった。
が、これは愛嬌である。
ベランダの植物や熱帯魚入りの水槽を、私が欲しいと言ったので、引き継いで養っている。
しかし、ベランダに上がって水をやるのが面倒になり、サボテンなど常時世話をしないでいいもの以外は、
格子の内側に入れて窓から水をやっていた。
これがバチが当たり、あるものは蕾をつけたまま枯れてしまった。
蕾のまま枯れていく植物ほど悲しいものはない。
これにはマイッタ。
ちょっと日当たりが悪くなるぐらい大丈夫だと高を括ていたのだが、
こういうちょっとしたエゴが災難を生むのだ。
それからは、日がよく当たるように、外に出しておいた。
すると、次の日には体全体で日光を拾うように、葉を力いっぱい広げていた。
自分、感動しました。
そして、何週間後、また蕾がついた。 ふたつ。
今度は失敗は許されなかった。
一日、朝夕、様子を見る。
二日後に花が咲いた。
真っ赤な薔薇のような花だった。


自分、又感動しました。
苔生したコンクリートや干からびかけた草や上から落ちてくるプラスチックのゴミなどの中に、
ぽっと優しく、それでいて覚めるような一輪のくれなゐの花が浮かんでいる。
Wさんに花の名を尋ねると、
「ユエ ジー フアー」と言った。
撮った写真のデータを見ると、6/20とあるから、もう2ヶ月前のことであるが、
最近、又咲いた。

一時期だいぶ弱ってきたから、もう枯れちゃうのかと思っていたら、
ここのところほぼ毎日降っている雨も手伝ってか、また生気を取り戻して来たらしい。
この花、調べてみると、別名を『チャイナローズ』というそうである。
テーマ:詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2009/08/24(月) 20:54:05|
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近所にまたファミリーマートが出来た。
数えてみると、家から歩いて行ける距離に7店もある。
最近私がつい買ってしまうのが、「法式香濃布丁」(フランス式濃厚プリン)という高級プリンだ。
日本でも売っているのだろうか。
味も絶品だが、手に残る小瓶が嬉しくて、目的もなく集めている。
悪い癖だ。
それから、小腹が空いていれば、おでんを買うのだ。
大根が7角と安い。
店員さんはおでんを掬うとき、決まってマスクをする。
日本でもそうだったっけ。
そうして、大根は必ず紙コップの底に収まりよく沈められている。
ここで一句浮かんだ。

もう一句、

今日も傘を差しておでんを買いに行くところ。
テーマ:中国語 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2009/08/21(金) 20:55:27|
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H先生のクラスの子供が、学校に『UNO』を持ってきた。
先生に、これを皆でやりたいと言ってきたらしい。
授業では、日本で購入した外国人学習者向けのトランプ(結構なお値段がします)や、
近所の名刺制作会社に頼んで作ってもらった学校のロゴ入りオリジナルカードゲーム(といっても表は手書き)を用いて遊んでいるため、
じゃ、『UNO』も授業でしてもいいよね、という子供の発想である。
トランプのページワンとそんなに変わらないじゃないかというのと、
『UNO』は確か、スペイン語か何かである。
ちょっと日本語の勉強から離れている気がする。
が、カードを出すときに数字を読むぐらいの練習はできるので、許容範囲ではある。
わざわざその子は日本語説明書まで印刷して持って来たらしい。
囲碁を持ってきた勘違いな坊やもいたので、それに比べると大分まともなご提案である。
さて、自分はたまたま時間が空いていたので、少し様子をうかがってみた。
ルールがわかり、慣れてくると、やはり楽しそうだった。
ここで一つ、トランプとの違いを発見した。
それは「色」である。
『UNO』は赤、青、緑、黄色、の4色構成だ。
今まで『ページワン』をするときは、
「スペードのなな!」「クローバーのはち!」など言いながら遊んでいたが、
色の名前のほうが誰がどう考えても「スペード」や「クローバー」より重要単語である。
そのクラスは8人全員女の子+先生も女性、という女塾なので、様子をちらとみて、
すぐ退散させていただいた。
翌日、上司とカフェにて。
「UNO、意外といいですよ。色があるのがいいです」
「あ、そう」
「ひとつ、うちで買っておきますか」
「でも、4色だけでしょ? だったら6色ぐらいのをうちで作ったら?」
「いや、既製品の方がかっこいいですよ。これから色を勉強したところで毎回『UNO』をしておけば、結構時間稼げますよ。ゲームだと覚えるの早いし」
「・・・・・。いいんじゃない。でも、どこで売ってんの?」
「上のトイザラスで売ってます」
そこのビルにはトイザラス(玩具‘反’斗城)が入っていて、何度が行っているので、
『UNO』が売っているのも自分は知っていたのである。
玩具を見ながら、何か授業に使えないかな、と考えるのは結構楽しいのだ。
「50元ぐらいでしょうか」
「いやそんなにしないでしょ。20元ぐらいじゃない?」
それから、一人でトイザラスへ行ってみると、やはり50元。
輸入ものですから。
普通トランプは5〜10元ほど。
小心者の自分は、とりあえず保留とした。
明日、H先生に訊いてみるつもりだ。
「『UNO』、結構使えますね」
「そうですね」
「ひとつ、学校で買っておきましょうか」
「あっ、いいですね!」
きっとこんな展開となり、ちょっと気が楽になったところで再びトイザラスへ足を運ぶのである。

テーマ:日本語教育 - ジャンル:学校・教育
- 2009/08/14(金) 21:51:32|
- 生詞
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普段はホワイトボードを使用しているのですが、
黒板の教室も臨時で使うことになったので、文房具屋にチョーク《粉笔》を買いに行った。
あまりに安いので、びっくりした。
50本入りで、1.5元!
一本あたりだと0.03元、日本円に換算すると、一本あたり0.4円!
100円で250本!
因みに、今使っているホワイトボードのマーカーは1本で4元ぐらいする。
テーマ:中国語 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2009/07/09(木) 00:33:33|
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